お風呂の入り方で変わる疲れの取れ方|ととのえるバスタイム
お風呂の温度・浸かる時間・水分補給・スマホの扱いなど、入り方を少し意識するだけで体と心の回復が大きく変わります。ととのえるバスタイムの具体的な方法を解説します。
お風呂に入っても疲れが取れない、と感じたことはありませんか
仕事や家事が終わって、ようやくお風呂に入る。それなのに「ちゃんと洗ったはずなのに、なんか疲れが取れない感じがする」と思ったことはありませんか。
お風呂は毎日の習慣だからこそ、なんとなく流れでこなしてしまいがちです。でも実は、入り方を少し意識するだけで、体と心の回復が大きく変わることがあります。
お風呂はただ「洗う場所」ではない
お風呂の効果は、主に3つあります。
温熱効果:体が温まることで血行が促進され、筋肉の疲労物質が流れやすくなります。肩こりや腰の張りがほぐれるのも、この効果によるものです。
浮力効果:湯船に浸かることで体重が軽くなり、筋肉や関節への負担が軽減されます。全身の力が抜けやすくなるため、深いリラックスにつながります。
水圧効果:お湯が体に均等に圧力をかけることで、血液やリンパの循環が促進されます。むくみの軽減や、内臓への適度な刺激にもなります。
シャワーだけだと温熱効果は得られても、浮力・水圧効果は得られません。疲れがたまっている日は特に、湯船に浸かることで得られる回復効果が大きくなります。
ととのえるバスタイムの具体的な方法
温度は38〜40℃のぬるめを選ぶ
疲れているときほど、「熱いお湯に入ってすっきりしたい」と思いがちです。でも、42℃以上の熱いお湯は交感神経を刺激し、かえって興奮状態になることがあります。眠りにつきやすくする・深くリラックスするためには、38〜40℃のぬるめのお湯がおすすめです。副交感神経が優位になり、心身のスイッチがオフになりやすくなります。
15〜20分、ゆっくり浸かる
短時間で出てしまうと、体の芯まで温まらず効果が半減します。目安は15〜20分。ただし、長すぎると体力を消耗することもあるため、のぼせを感じたらすぐに出ましょう。途中で半身浴に切り替えるのも良い方法です。
入浴前後に水を飲む
お風呂でかく汗の量は、意外と多いものです。入浴前にコップ一杯の水を飲んでおくと、脱水を防ぎ、体の巡りがよくなります。入浴後も水分補給を忘れずに。
スマホはお風呂の外に置く
バスタイムにスマホを持ち込む習慣がある方も多いと思いますが、画面を見ていると脳が休まらず、リラックスの効果が薄れます。せめて10〜15分だけ、スマホなしでお湯に浸かってみてください。ぼーっとする時間が、心の余白になります。
好きな香りを一つ加える
入浴剤やアロマバスソルトを使うと、嗅覚からのリラックス効果も加わります。ラベンダーや柚子、ヒノキなど、好みの香りを一つ選んでみてください。香りは気分を切り替える合図にもなります。
今日のバスタイムを、ととのえる時間に
毎日のお風呂を、ただこなす時間ではなく「今日の自分をととのえる時間」として使うことができます。
- 温度は38〜40℃のぬるめに設定する
- 15〜20分、ゆっくり湯船に浸かる
- 入浴前後に水をコップ一杯飲む
- スマホはお風呂の外に置く
- 好きな香りを一つ加える
大がかりな準備は必要ありません。今夜のお風呂から、一つだけ試してみてください。それだけで、バスタイムは回復の習慣に変わります。
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