一人旅のはじめ方

初めての一人旅、どう始める?不安をワクワクに変える5つのヒント

「一人旅、興味はあるけれどちょっと不安」──そんな声をよく耳にします。でも実は、一人旅は特別な人だけのものではありません。小さな工夫と心構えで、誰でもすぐに始められる“自分を大切にする旅”です。ここでは、不安をワクワクに変えるための5つのヒントを紹介します。

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1 行き先は“行きやすさ”を優先する

初めての一人旅は「気軽に行ける距離」がおすすめです。

新幹線で1時間、特急で2時間程度なら、帰りたいときにすぐ戻れる安心感があります。もし不安になっても「帰ろうと思えば帰れる」と思えるだけで、気持ちがぐっと楽になります。

候補としては、日帰りできる温泉地や、以前訪れたことのある都市がぴったりです。行ったことのある場所なら土地勘があり、迷子になる心配が少ないので安心。

小さな町歩きや観光スポットの再訪でも、「前に来たときとは違う楽しみ方」を見つけられるのが一人旅の面白さです。

さらに、一人旅初心者には「都市」もおすすめです。

  • ごはんに困らない:カフェや定食屋など、一人客が自然に入れるお店が豊富
  • 文化施設が充実:美術館や博物館、展覧会はもともと一人で楽しみやすい
  • 観光客が多い:街に一人でいても浮かず、安心感がある
  • 宿の選択肢が多い:ビジネスホテルやシティホテルが豊富で、一人でも泊まりやすい
  • アクセス良好:交通網が整っていて移動が楽

例えば、関西なら京都や神戸、関東なら東京や鎌倉など。どこも街歩きや文化体験に向いていて、一人で過ごしやすい都市です。

東京は「人が多くて疲れそう」という声もありますが、上野で美術館めぐりをする、鎌倉でお寺やカフェを歩くといったテーマを決めると、逆に安心して楽しめます。

また、「ゼロから旅先を考えるのは大変」という人には、“ついで一人旅”の発想もおすすめ。帰省や推し活、出張の前後に半日〜1泊を加えるだけで、自然と一人旅を体験できます。詳しくは別記事「ついで一人旅のすすめ」でご紹介しています。

目的地は“ついで”で選ぶのもおすすめ

「どこに行こう?」と目的地をゼロから考えると迷ってしまいます。そんなときにおすすめなのが“ついで一人旅”。

  • 帰省の途中で一泊寄り道する
  • 推し活(ライブ・舞台)のあとに余韻旅をする
  • 出張の前後に半日プラスして観光する

すでに予定がある場所に「ちょっと寄り道」するだけで、自然に一人旅を体験できます。

詳しいアイデアは「ついで一人旅のすすめ」という記事でも紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

2. 宿は“一人歓迎”を選ぶ

一人旅のハードルを下げてくれる大きなポイントが「宿選び」です。最近は「おひとりさま歓迎」や「ソロ旅プラン」を掲げる宿が増えてきました。

  • ビジネスホテルやシティホテル
    フロント対応やセキュリティがしっかりしていて、清潔で安心。最初の一人旅には特におすすめです。チェックインから食事までスムーズで、気楽に泊まれます。
  • 温泉宿の一人プラン
    食事付きでも一人で予約でき、のんびり温泉に浸かれる贅沢感が味わえます。リフレッシュ目的の旅にぴったり。
  • ツアー型プラン(交通+宿泊セット)
    新幹線や飛行機と宿泊がセットになったパッケージは、予約が一度で済むのでとても楽です。料金的にも個別に手配するよりお得になる場合が多く、「自分で一から探すのはちょっと大変」という方におすすめです。実際、50代の旅好きの友人はこのタイプをよく利用していて、「楽で安心」とのこと。
  • ゲストハウスやホステル
     地元の人や旅人との交流を楽しめる反面、相部屋などに抵抗を感じる人も。旅に慣れてきて「交流したい」と思えたときに選ぶのがよいでしょう。

予約サイトでは「一人利用可」「ソロ旅プラン」などの条件を絞り込み、口コミでは「静かに過ごせた」「スタッフが親切だった」といった声を参考にすると安心です。

特に初めての一人旅では、居心地が良さそうだと直感で思える宿を選ぶことが、旅全体を心地よくする近道になります。

3. 予定は“ゆるめ”に立てる

「せっかく行くなら」と予定を詰め込みすぎると、一人旅本来の自由さを味わいにくくなります。おすすめは「ひとつだけ“やりたいこと”を決める」こと。

例えば、「美術館に行く」「温泉に入る」「街歩きする」など、軸をひとつに決めておくと気持ちが楽です。

あとは気分のままに歩いたり、カフェに寄ったり。予定をゆるめに立てることで、思いがけない出会いや発見が旅を豊かにしてくれます。

4. 小さな体験から慣れていく

いきなり遠出をしなくても大丈夫。

まずは「一人で映画館に行く」「一人でランチを楽しむ」など、身近な小さな体験を積み重ねるだけで、自信がつきます。

そうした“小さなソロ時間”の延長線上に一人旅があり、自然とハードルが下がっていきます。

5. “自分だけの時間”を楽しむ意識を持つ

一人旅の最大の魅力は、誰にも気を遣わずに過ごせること。

「誰と行くか」よりも「自分がどう過ごしたいか」を軸に旅を考えると、不安よりも自由の喜びが勝ってきます。

移動中はお気に入りのプレイリストやポッドキャストを聴いたり、電子書籍を読んだり、自分の“好き”を詰め込むのがおすすめです。

プラスのTips:一人ごはんが苦手なら

一人旅でよくある悩みが「食事」。誰もがすぐに平気になれるわけではありません。そんなときは無理せず工夫を取り入れてみましょう。

  • カウンター席が中心の居酒屋やラーメン店を選ぶ
  • ブックカフェやコーヒースタンドなら自然に一人で過ごせる
  • デパ地下や商店街で好きなものを買って、宿でのんびり食べる

「一人ごはんも旅の楽しみ」と思えたら、一人旅がぐっと快適になります。このテーマは改めて記事にして深掘りしますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

まとめ

初めての一人旅は、特別な準備をしなくても大丈夫。大切なのは「自分が心地よく過ごせるかどうか」です。

行き先を無理なく選び、宿を工夫し、予定はゆるく。小さなソロ体験を積み重ねれば、不安は自然とワクワクに変わります。

一人旅は「自分と対話する時間」。週末にふらりと出かけてみるだけで、心に新しい風が吹き込むかもしれません。